オルタナティブ無垢フローリング
(無塗装)
あなたが購入するフローリング
1㎡につき1本の苗木が原産国に植林される
SDGs時代の無垢フローリング
スタートはミャンマーチーク
現在入荷待ち
植林本数 1170本(2023年末現在)
オルタナティブ無垢フローリング事業を開始した動機
日本において外国から輸入し販売しているフローリングは、
お金という情報を支払うことと引き換えに木材という実物資源を購入している行為と言えます。
お気づきの通り、この行為には輸出国の資源や自然を枯渇させる働きが内包されています。
この産業に従事する現地の人々にとって生活の糧になることは確かであり、また輸入する側にとっても需要がありそれを満たすことができます。
かつて日本がそうであったように、利益を追求するあまり公害や自然破壊を生み出してしまった過去があります。
現在の原産国側も同様な問題を抱え、同じ道を歩んでいます。
ご存知のように現在中東の国々は石油の枯渇に直面しており、脱石油化を模索しています。
元々石油は地中に存在し地球が生み出したものであり、それを人間がスコップを使い掘り出したに過ぎません。
人間が”生産”したものではなく地球からの恩恵の賜物です。
同じように木々も地球からの恩恵であり、使い果たす方向にしか進んでいないのが現状です。
環境破壊が進む現状において、実現可能なことから徐々に改善する必要が緊急の課題として求められているのです。
輸出入を止めるという急進的な形ではなく、
流れの向きを徐々に変えることでソフトランディングする取り組みが必要なのです。
それがこの「オルタナティブ無垢フローリング」なのです。
あなたが購入したフローリング1㎡当たり1本の苗木が原産国に植林される仕組みだからです。
建築業界に関わらず世に出回っている商品は利便性を追求するものばかりです。
刹那的な喜びを追うことよりも長期的な喜びを求めること、
換言すれば「持続性(サステナブル)」こそが最も重要な価値と言える時代にきています。
昨今話題になっているマイクロプラスチックの問題などは何十年も前から予想されていたことであり、
利便性を追求したことによる明らかな弊害です。
ミャンマー産のチークを皮切りに、他の樹種や他の国々にもこの仕組みを広げる計画で着々と準備中です。
伐採が進むだけの状態から、木材を購入することで原産国の雇用と環境保護を両立させていきます。
近い将来、原産国側は木々の伐採や他国への輸出を禁止することになると予想され、
その先に備え我が国も木材の国産化を今から準備する必要があります。
その間植林を通じ環境保護を行うことと同時にアジア諸国と緊密な友好関係を構築する必要性があるというのが私たちの考え方です。
環境保護を行うことでもう一つの選択肢である持続可能性のある社会、
或いはポスト資本主義を構築することに繋がるSDGsの更に先を見据えたシステムなのです。